そもそもどういった胡蝶蘭、いくら位の胡蝶蘭を選べばいいか分からない方のために、ここでは胡蝶蘭の選び方について、花の種類や相場なども含めてご紹介します。
はじめて胡蝶蘭を買おうと思っている方などは、ここで購入する花のイメージを持っていただければと思います。

今回は結婚祝いではどういった胡蝶蘭が定番なのかをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

結婚祝いに胡蝶蘭のプレゼントってどうなの？

披露宴に招待された場合の結婚祝いは、披露宴当日に現金を贈るのが一般的です。しかし披露宴を行わない、親族のみで済ませるなどの理由で、親しい友人でも披露宴に招待されないことがあります。

披露宴に呼ばれなかったけれど、お祝いの品を贈りたい場面はあるかと思います。結婚祝いには「切れる」「割れる」を連想させるような刃物やグラスなどはタブーで、あまり好まれません。
また、セットになったものを贈る場合「２つに割れない」ことから奇数がいいとされています。ただし、2は1ペア、6は半ダース、12は1ダースと数えることができるため、贈ってもよいと言われています。

このようなことから結婚祝いでは、キッチングッズ、インテリアグッズ、タオル類などを贈ることが多いですが、胡蝶蘭を贈ってみることをおすすめしたいと思います。

｜結婚祝いに胡蝶蘭がおすすめの理由

胡蝶蘭は、とても縁起の良い花としての伝統や信頼を持っています。胡蝶蘭の花言葉には「 幸福が飛んでくる 」という意味が込められていますが、それよりも更に前の、古代ギリシャ時代から蘭は繁栄と繁殖の象徴として信じられていました。

日本でも、蝶がひらひらと幸せを運んでくる花姿や、鉢花であるため「きちんと根付く」という意味で、胡蝶蘭は結婚祝いなどに喜ばれる花として人々に認知されています。咲いている期間が長い花でもあるので「結婚生活も長く続く」なんて縁起もあるのかもしれません。
また、相手に対して花の色を選べることや、結婚後に引っ越しをする場合にも、相手先のスペースによって花のサイズを選べるなどの利点もあります。

このように結婚する二人にとってピッタリな花が、胡蝶蘭なのです。

結婚祝いに贈る胡蝶蘭の相場

一般的に、5千円～1万円程度の胡蝶蘭を贈られる方が多いです。
個人的に贈るだけでなく、友人や同僚でお金を出し合って贈ることもできます。結婚祝いは何人かで集まり共同でお金を出し合うことで、値の張るものを選ぶなんてこともできます。とはいえ胡蝶蘭の場合、値段も高く豪華で華やかな花を選ぶこともできるのですが、個人宅など贈った先で飾るスペースの問題も考慮する必要があります。

結婚祝いにはどういう胡蝶蘭が贈られているか

相手との付き合いの深さや関係性によって変わってきますが、ミディ胡蝶蘭の3本立ちが一般的です。
友人とお金を出し合って大輪など大きな胡蝶蘭を買う手もありますが、そこまで大きな花になると、自宅に飾る際にかえって邪魔になってしまう可能性があります。個人へのお祝いは「ミディ3本立ち」や「大輪1本立ち」などが喜ばれるでしょう。

もう1点おすすめとして、もし贈り先のスペースや予算に余裕があるのであれば、青い胡蝶蘭を選んでみるのもいいかもしれません。
ヨーロッパでは「Something FOUR」と呼ばれる文化があります。これは4つの何かという意味で、花嫁はこれを身に着けると幸せになれると言われています。この4つの中に、「Something blue（何か青いもの）」があるのです。

見たことない方も多いため「青い胡蝶蘭？」と思われるかもしれませんが、今では特殊技術で青く染め上げられた胡蝶蘭が売られており、人気も高いそうです。
大切な方の結婚祝いには、Something blueである、驚きの青い胡蝶蘭を選んでみるのもオシャレなお祝いではないでしょうか。

MIYABIシリーズ 特殊な技術で花弁を染めた胡蝶蘭です。自然界に存在しない青い胡蝶蘭だけでなく、緑、紫、銀などカラフルな胡蝶蘭です。[色解説ページ]

いかがでいたでしょうか。
今回は結婚祝いに贈る胡蝶蘭の選び方を紹介しました。
胡蝶蘭と予算を決めた後は、どうやって贈ろうか考えますよね。胡蝶蘭はお祝いのプレゼントとしての文化があるため、プレゼントとしてのサービスが整っています。胡蝶蘭のお祝いが更に喜ばれるためにも、その辺のサービスを知っておく必要がありますし、結婚祝いの贈り方が失礼にならないためにも、結婚祝いの胡蝶蘭の贈り方を確認しておく必要があります。大切な方に喜んでもらえる胡蝶蘭を選んで、ぜひ胡蝶蘭の結婚祝いを贈ってみてください。