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根の環境で見極める胡蝶蘭の良し悪し
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胡蝶蘭は開店祝いや就任祝いなど、企業のお祝い事に贈答用としてプレゼントされる花として有名です。
最近では個人的に小さな胡蝶蘭を買われたり、プレゼントされたりする方も増えてきましたが、大輪の胡蝶蘭3本立ちなどを自分用にと買われる方は少ないのではないでしょうか。
あまり買う機会のない大輪の胡蝶蘭となると、どういった株が元気で花が長持ちするのか、見た目で判断できない方も多いと思います。新鮮な野菜の特徴や甘い果物の見た目の特徴があるように、胡蝶蘭選びでも花が長持ちする胡蝶蘭の特徴を知っておいた方がいいと思います。
これらは、贈答用に胡蝶蘭を買う場合は尚更知っておくべき情報です。お祝いの気持ちを込めてプレゼントした花が、すぐに枯れてしまっては残念です。企業などで取引先から贈られてきた多くの胡蝶蘭が並んだ時には、どこよりも元気なままで残って欲しいものです。
今回は、胡蝶蘭の鉢をのぞき込んで根を見ることで、上手に植えられているかどうかを見分ける、ということを紹介したいと思います。(葉の状態で見極める方法や、花弁を観察して見極める方法も紹介しています。)
長持ちする胡蝶蘭とは?
胡蝶蘭は植えられ方の上手さによっても、花の持ちは変わってくるのです。同じ環境で飾られたときに、植え方の上手な株の方が胡蝶蘭は長く花を咲かせ続けてくれます。
それは、胡蝶蘭を枯らしてしまう一番多い原因が「根腐れ」だからです。長く元気な花を咲かせ続けてもらうには、根の環境が大切になってきます。そして根の環境を作るのが植えられ方なのです。
胡蝶蘭の根は風や空気が大好きです。常に湿っている状態では根が傷んでしまうため、乾燥や湿潤を繰り返す環境になっていることが理想的といえます。
根で見極めるポイント
胡蝶蘭を購入する際は、根が見えるか見えないかが大事なチェックポイントとなります。
もともと育てていると鉢の外に白い根がはみ出してくるのが胡蝶蘭の特長のひとつです。
このため、贈答用に寄せ植えされている胡蝶蘭の場合でも、のぞき込んでみて根の一部でも見えるようであれば問題ありません。根が全く見えない状態だと、鉢に深く植えられている可能性があり、根腐れの心配が出てきます。根は空気に触れる機会が少ないと根腐れを起こしやすく、株も早く疲れてしまいます。
そのため、胡蝶蘭を購入する際は鉢をのぞき込んで見たり、葉を少し持ち上げてみるなどし、根が見えるかのチェックをしてみるといいでしょう
いかがでしたでしょうか。
今回は、胡蝶蘭の植えられ方の良し悪しを、根を見て判断できるということを紹介しました。今回紹介したように、鉢をのぞき込んでみて根が見えるかどうかを確認してみることで、少しでも花が長持ちする(根の環境がいい)胡蝶蘭を選ぶことができます。購入の際には参考にしてみてください。
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