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大輪とは?ミディとは?胡蝶蘭は花の大きさで呼び方が違う
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胡蝶蘭は花の大きさによって、大きく2種類に分けられて呼ばれています。それが、「大輪(たいりん)」と呼ばれるものと、「ミディ」と呼ばれるものです。
この2種類の胡蝶蘭には、どういう違いがあるのでしょうか。大きさ、値段、色などはどうなのでしょう。
そこで今回は、胡蝶蘭の大輪とミディを比較しながら紹介したいと思います。胡蝶蘭を選ぶ際の参考にしてみてください。
大輪胡蝶蘭とミディ胡蝶蘭はどれくらい大きさは違うの?
胡蝶蘭は花の大きさによって大きく2種類に分けられます。
1つ目が、花が大きい「大輪(たいりん)」と呼ばれるものです。
2つ目が、花が小振りな「ミディ」と呼ばれるものです。
大輪胡蝶蘭は、花弁の大きさが10~15cm程あります。品種にもよりますが、色付きの花よりも白色大輪の方が花弁が大きい傾向にあります。
もちろん大輪は、花弁の大きさだけでなく、株自体も大きくなります。
大輪3本立ちでは、高さ約80cm、幅も約50cm程度となり、存在感のある胡蝶蘭です。
ミディ胡蝶蘭は、花弁の大きさが6~9cm程あります。大輪よりも品種が多く、花弁の大きさにはかなりバラつきがあります。
株自体の大きさは品種や仕立ての有無によって様々です。
ミディ3本立ちでは、高さ約40~60cm、幅も約30cmとなり、可愛らしい胡蝶蘭です。
またミディ胡蝶蘭の場合、3本立ちなどと寄せ植えなどを行わず、机に置いても邪魔にならない位の、更にコンパクトな状態で販売されているものもあります。(マイクロ胡蝶蘭、マメ蘭、ミニ胡蝶蘭、カララなどと呼ばれ売られているようです)
大輪胡蝶蘭とミディ胡蝶蘭の値段による違いはどれくらい?
大輪胡蝶蘭とミディ胡蝶蘭の値段は、花弁も株のサイズも大きい大輪胡蝶蘭の方が高くなります。
価格は花の大きさだけで決まるものではないので、一例として価格を比較してみます。
大輪 胡蝶蘭3本立ち | 15,000~35,000円位 |
ミディ 胡蝶蘭3本立ち | 8,000~12,000円位 |
大輪胡蝶蘭では輪数によって大きく価格が大きく変わってしまうものの、ミディ胡蝶蘭よりも2,3倍程度価格が高くなります。
ミディ胡蝶蘭は花が咲きやすい傾向にあるため、大輪よりも輪数による価格の変動が少ない傾向にあります。
大輪胡蝶蘭とミディ胡蝶蘭の色に違いはあるの?
大輪胡蝶蘭は、3色が主流の色として販売されています。白色、白赤(赤リップ)、ピンクの3色です。
白色胡蝶蘭は、花が白く中心部分が黄色です。
白赤胡蝶蘭は、花が白く中心部分が赤やピンク色です。
ピンク胡蝶蘭は、花全体がピンク色、または花がピンク色で中心部分が濃いピンク色をしています。
それ以外の大輪の色は、黄色の大輪を販売しているところがあるくらいで、主に上の3色が主流です。
ミディ胡蝶蘭は、大輪と違い様々な色があります。色だけでなく、柄や模様なども豊富です。
大輪と違い様々な色があるため、個人のプレゼントや自分用に購入している方も多く、新しい品種もどんどん出てきます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、大輪とミディを大きさ、値段、色など様々な比較をしてきました。
大輪とミディを理解した上で、もし胡蝶蘭を贈ろうと思っている方に1つ注意して欲しいことがあります。胡蝶蘭を贈る際は、見栄えの良さだけを意識して選ぶのは気をつけなければいけません。
それはつまり、贈り先のスペースを考慮しなければいけないということです。
豪華だから、高いから大輪の方がいいと、狭いスペースに大輪を贈ってしまうと、かえって迷惑になってしまうことがあります。開店祝い、引っ越し祝い、個展祝いなど胡蝶蘭を贈る機会には、置き場所の確認をした方がいいかもしれません。
胡蝶蘭をプレゼントする際は、大輪とミディの違いを理解した上で、より相手に喜んでもらえる方を選ぶことが大切になってきます。
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