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胡蝶蘭の豪華さと値段が変わるポイントがどこなのかを知ろう
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胡蝶蘭の値段はどのように決まっているのかご存知でしょうか。
当然、豪華で華やかになる方が値段も高くなり、シンプルで控えめな方が値段は安くなります。この豪華さ華やかさを決める、花選びのポイントは大きく3つしかありません。この3つは簡単に覚えられるので、購入する際には必ず確認するようにしてください。
ポイント1 花の大きさ「大輪?ミディ?」
胡蝶蘭の花の大きさには、大きく分けて大輪とミディの2種類があります。
大輪の花の大きさは、10~15cmほどもあり豪華で見栄えの良い大きな花です。花だけでなく全体の高さも80cm程度になり、非常に存在感のある胡蝶蘭です。
ミディの花の大きさは、6~9cmほどであり大輪よりも小ぶりな花です。当然、大輪よりも全体の大きさは小さく高さ約40~70cm程度になり、可愛らしい胡蝶蘭も多いです。
値段は花の大きさ同様「ミディ<大輪」となります。
胡蝶蘭を販売しているサイトでも「大輪胡蝶蘭」「ミディ胡蝶蘭」と表記されており、大輪の方が立派な見た目です。
胡蝶蘭の値段を見る際は、まず「大輪」か「ミディ」かをチェックしましょう。
※ビジネスシーンでは、大輪の胡蝶蘭が贈答用として用いられます。
※個人間の贈り物や設置スペースを確保しにくいお店のお祝いには、ミディの胡蝶蘭が贈答用として用いられます。
ポイント2 胡蝶蘭の立ち数「何本立ち?」
胡蝶蘭の鉢は大きくて立派なものが多いです。その鉢の中にびっしりと根を張り花を咲かせているのかといえばそうではありません。胡蝶蘭の根はとても小さく、ビニールのポットに入れられていることが多いです。その小さなポットに入った根から、より良い花を咲かせるために、茎を1本だけ伸ばして花を咲かせています。
贈答に贈られる際は、そのポットを鉢に何個か寄せ集めて大きく立派な鉢をつくっています。
立ち数とは、1鉢に集められたポットの数で、簡単に言うと、1鉢から何本の茎が伸びて(立って)いるか、ということです。
この立ち数では、3本立ち、5本立ちなどが一般的です。
当然本数が多くなるほど、鉢のサイズも全体のサイズも大きくなり、立派な見た目になって値段も高くなります。
値段は立ち数の多さに比例して高くなっていきます。(「1本立ち<2本立ち<3本立ち<5本立ち<・・・」となります。)
立ち数は、「胡蝶蘭 ◯本立」と表記されており、数が多ければ多いほど、豪華な見た目になります。
胡蝶蘭の値段を見る際は、「立ち数(何本立ち)」をチェックしましょう。
※ミディの場合は、花が1輪1輪小ぶりなため花を咲かせやすい性質があります。そのため、1つの株から2つの茎を伸ばす場合も多く、その場合は1株ですが、立ち数は2本立ちとなります。そのため立ち数を正確に表すと、1鉢に入っているポットの数といよりも、1鉢から伸びている花茎の数といった方がいいかもしれません。
ポイント3 胡蝶蘭の輪数「何輪咲いてる?」
輪数とは1本の茎についている花の数です。1鉢に花が何輪ついているかで値段が変わってきます。
1鉢に対する輪数なので、10輪の胡蝶蘭を3本立ちにすると、その胡蝶蘭は30輪として販売されます。
当然、輪数が多くなってくると値段も上がります。
だいたい1本に7輪から14輪程度のものが多いです。
輪数は、「胡蝶蘭 〇輪」と表記されており、同じ立ち数でも輪数が多いほど、華やかさが増していきます。
胡蝶蘭の値段を見る際は、「輪数(何輪か)」をチェックしましょう。
※ミディの場合は、大輪と違いもともと花がつきやすいので、輪数の要素は重視されず本数によって値段が変わってくることが多いです。
※輪数に関しては、「つぼみ込み」としているのが基本で、届いた状態では咲いていなくてもこれから咲く、つぼみも輪数としてカウントされているところが多いです。
以上の3点で胡蝶蘭の値段は決まっています。
言い換えれば、この3つのポイントで見た目の印象は大きく変わり、豪華さや華やかさも違ってきます。胡蝶蘭を購入する際は、「花弁の大きさ、立ち数、輪数」と「値段」を比べながら選ぶことでが大切です。
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