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世界で胡蝶蘭は何と呼ばれている?スペイン語、中国語、フランス語・・
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いつも興味深いと思うのは、胡蝶蘭(コチョウラン)という名前の由来です。舞ってる蝶を想像できる花姿から、胡蝶蘭と名付けられたそうで、日本語のおもしろさを感じます。
属名のPhalaenopsis(ファレノプシス)もギリシャ語のPhalaina(蛾)とopsis(見かけ)を組み合わせた、「蛾のような」という意味になっており、名前や呼び方というものには意味が込められていることに関心されられます。
そこで今回は、世界中で使われている言語で、胡蝶蘭は何と呼ばれているのかを紹介したいと思います。英語だけでなく、スペイン語やフランス語も紹介していますので、興味のある方は最後までお付き合いください。
世界中で使われている言語
世界には200程の国があり、7000近くの言語が存在します。そんな世界で最も使用されている言語は何だと思いますか。
中国語?英語?それともヒンドゥー語など他の言語でしょうか。これには色々な資料や条件によって変わってくるといわれていますし、日々刻々と人口は変動しているため正確な数字を決めるのは無理ともいわれています。例えば条件とは、母国語のみなのか、母国語に加えて第2言語まで含めるのか、はたまた言語習得者の数も含めるのかによって、数字は大きく変わってきます。
今回は、話されているという意味で、母国語のみならず第2言語や言語習得者の数もカウントして、ランキングにしてみます。
世界中の言語で胡蝶蘭がどのように呼ばれているのかをみてみましょう。
使用される人数が多い言語ベスト5
世界で使用される言葉の中でも、特に使われている言語ベスト5で胡蝶蘭(コチョウラン)は何と呼ばれているのでしょう。
言語ランキングベスト5と共に紹介していきます。
(1位)英語 15億人
英語は1位ですが、母国語にしている人は少なく3億3千万人しかいません。第2言語や言語習得者の数が多いため世界で一番使われている言葉になっています。
胡蝶蘭のことを英語では「Phalaenopsis Orchid(ファレノシプス・オーキッド)」または、俗称で「Moth Orchid(モスオーキッド)」です。
(2位)中国語 11億人
母国語だけでいえば中国語は世界一位ですが、今後も人口が増えると予測されていますので、数は増えていくでしょう。
胡蝶蘭のことを中国語では「蝴蝶兰(フゥー・ディエ・ラン)」です。「兰」は英名でorchid(蘭)のことを示します。
(3位)ヒンディー語 6億5000万人
インドは非常に人口が多いのですが、他民族国家でもあり多言語国家のため、この人数となっています。
胡蝶蘭のことをヒンディー語では「Phalaenopsis(ファレノプシス)」です。
(4位)スペイン語 4億2000万人
ラテンアメリカで国際語となっており、ほとんどの中南米の国で通じる言語です。
胡蝶蘭のことをスペイン語では「Orquidea-phalaenopsis(オルキデア・ファレノプシス)」です。
(5位)フランス語 3億7000万人
胡蝶蘭のことをフランス語では「Orchidée phalaenopsis(オルキデ・ファレノプシス)」です。属名のPhalaenopsis(ファレノプシス)はフランス語にも使われています。
いかがでしたでしょうか。
今回は、、世界中で使われている言語で、胡蝶蘭は何と呼ばれているのかを紹介しました。言語によって微妙に呼び方が変わっていましたが、多くは属名であるPhalaenopsis(ファレノプシス)が使われていますね。スペイン語のOrquideaやフランス語のOrchidéeなどは、ギリシア語で蘭を表すOrchisを語源としています。花言葉を解説したページでも紹介しましたが、昔のヨーロッパの人達は蘭を繁栄のシンボルとして食べていたほどの存在でした。今でもヨーロッパでは胡蝶蘭が飾られている家庭は多いと聞きます。胡蝶蘭の呼び方を知ることで、少し世界が近くなり、別の文化を知ることができるのもおもしろい点ではないでしょうか。
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