胡蝶蘭の花の香りって、どんな匂いがするの?

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胡蝶蘭の「匂い」と言われてピンとくる方は少ないのではないでしょうか。胡蝶蘭は花が大きく豪華ですから甘い香りがしてきそうですが、実際のところはどうなのでしょう。

花の香りは好みが分かれますので、人にプレゼントする際や、自分で買って帰る時には気になるポイントのひとつです。
そこで今回は、胡蝶蘭の花の匂いについて紹介します。


胡蝶蘭の花の匂い


実は一般的に売られてる胡蝶蘭には、匂いがほとんどありません。正確には、人の嗅覚では胡蝶蘭の出すかすかな匂いを感じることができないのです。匂い自体はわずかにあるものの、感じることができる人は少ないそうです。
鼻を近づけて嗅いでみても、植物自体の青い匂いはしますが、花特有の甘い香りというものはありません。

胡蝶蘭に匂いがないことは、開店祝いなどに胡蝶蘭を贈る文化が根付く一因になったといえます。いくら見た目が豪華な花だからといえ、香りの強い花では飲食店には不向きですし、強い香りが苦手な人がいれば敬遠されてしまいます。

胡蝶蘭のように、見た目が豪華で匂いがない花だからこそ、贈答品としての人気があり、文化が根付いたのではないかと思います。


品種によっては匂いを感じる胡蝶蘭がある


匂いがほとんどないとはいえ、それでも胡蝶蘭の香りを感じたいという方もいるかもしれません。
胡蝶蘭はたくさんの品種が存在し、その中には比較的匂いを感じることができる品種も存在します。今回は、匂いを感じやすい胡蝶蘭の原種を紹介します。

|比較的香りのある胡蝶蘭の原種

ビオラセア 香りのある原種の胡蝶蘭といえば最も有名です。地域によって少し色が変わりますが、ピンクや紫の花色が一般的です。
アマビリス 大輪系の元となった原種で、白の花色をしています。
シレリアナ ピンク色の胡蝶蘭の元となった原種です。ピンクや黄紫などの花色をしています。
テトラスピス 暑い地域に生息しており、白の花色が一般的です。

上記のものは、匂いを比較的感じることができる胡蝶蘭の原種ですが、どのように入手したらいいのでしょうか。

アマビリスは日本でも販売業者も多く、比較的ポピュラーで手に入りやすい品種といえますが、そもそも胡蝶蘭の原種は入手しにくい傾向にあります。
原種胡蝶蘭は、過去に乱獲されて現在は絶滅危惧種として、国外取引はワシントン条約の対象になっているためです。そのため、輸出国での許可書がなければ個人輸入はできません。許可書を持っている生産者が運営しているお店などで入手することができるかもしれない程度です。

また、胡蝶蘭ステーションでも定期的に紹介しています、全国の洋ランイベント情報に掲載の蘭展では、原種など珍しい株を売っていることもありますので、お近くで開催さえる場合は探しに行ってみてもいいかもしれません。


胡蝶蘭の香り感じることができる商品


あまり知られていないかもしれませんが、胡蝶蘭の美容成分や香り成分を抽出して作られた、香水やハンドクリームなども販売されています。
こういったコスメを利用することで、胡蝶蘭の匂いを手軽に感じることもできます。

例えば、美容・コスメ・香水カテゴリで、「胡蝶蘭」と楽天で検索 してみると、いくつかこういった商品が出てきます。
胡蝶蘭をもっと身近に感じたい方などは、使ってみるのもいいかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。
今回は、胡蝶蘭の匂いについて様々な角度から紹介してきました。胡蝶蘭は何度も見たことがあったけれど、言われてみて匂いは思い出せない、という方もいたのではないでしょうか。
花の香りが苦手な方でも、気兼ねなく飾ることができるのは、胡蝶蘭の魅力のひとつだと思います。

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