胡蝶蘭が凍傷になったときの症状と寒さ対策について

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胡蝶蘭が凍傷になったときの症状と寒さ対策について

胡蝶蘭が凍傷になった時、症状が出る場所によって様々な症状があります。

寒さに特に弱い胡蝶蘭ですが、凍傷になってしまった時はどの様な症状が出るのでしょうか。

また胡蝶蘭の寒さ対策は、どの様にしたら良いのでしょうか。

 

  • 胡蝶蘭の花がしおれてきた
  • 胡蝶蘭の葉が黄色くなってきた

など

胡蝶蘭が凍傷になった時の葉や花、株などの症状を詳しくご紹介します。

 

胡蝶蘭が寒さで凍傷になった時の症状

胡蝶蘭が凍傷になった時の症状は、花の凍傷・葉の凍傷・株の凍傷と症状が出る場所によって様々です。

寒さに弱い胡蝶蘭ですが、玄関など空調が行き届かない気温が5℃以下になる場所に置いて凍傷になる人が多発しました。

胡蝶蘭は凍傷の出る場所によって、症状が違います。

では胡蝶蘭が凍傷なると、なるとどの様な症状が出るのでしょうか。

まずは症状別にご紹介します。

 

胡蝶蘭の花が凍傷になった時の症状

胡蝶蘭の花が凍傷になった時の症状

胡蝶蘭の花が凍傷になった場合、まず花がすべてしおれてしまう症状が出ます。

気温の低い場所へ胡蝶蘭を置いている場合、水やりを適切にしていても花がしおれてきたら凍傷を疑いましょう。

凍傷の症状が出る場所としては、花の凍傷がまだ軽度。

胡蝶蘭の花は一気に枯れてしまいますが、葉が残って居れば株は凍傷にかかっていない可能性が高いです。

胡蝶蘭は寒さに弱い植物です。

出来るだけ早い段階で寒い場所から、リビングなど人が快適に生活できる温度の場所へ胡蝶蘭を移動しましょう。

 

胡蝶蘭の葉が凍傷になった時の症状

胡蝶蘭の葉が凍傷になった時の症状

胡蝶蘭の葉が凍傷になった場合の症状は、葉が黄色くなって落ちてしまいます。

ただ凍傷ではなくても胡蝶蘭のはが黄色くなるなることはよくあります。

胡蝶蘭を育てるために良い場所は、人が快適に生活できる場所。

判断に迷うこともあるかもしれませんが特に寒さ対策をしていない場合、「胡蝶蘭を置いている場所が寒い場所である」または「朝夕の気温が低くなる場所である」時は凍傷を疑いましょう。

葉が一枚でも残っていれば株が生きている可能性が高く、まだ復活する可能性があります。

胡蝶蘭をよく観察し、早い段階で寒い場所から移動させましょう。

 

胡蝶蘭の根が凍傷になった時の症状

胡蝶蘭が凍傷になった時に一番重傷なのは、株の凍傷です。

復活することは大変難しいことが多く、1日2日で一気に胡蝶蘭が枯れてしまいます。

玄関などの寒い場所で急激に胡蝶蘭が急に枯れた場合は、凍傷を疑いましょう。

胡蝶蘭を長く楽しむためにも、寒さ対策はとても大切です。

 

胡蝶蘭が寒さで凍傷になった時の特殊な症状

胡蝶蘭が凍傷になった時の症状を花・葉・株に分けてご紹介しましたが、すぐに症状に出てこない場合もあります。

胡蝶蘭は周りの環境に適応する能力がとても優れているため、寒い場所へ置かれてもその場所に適応しようと頑張ります。

その胡蝶蘭には特に凍傷の症状はなく、無症状。凍傷の症状が出ていないだけで、実は既に凍傷にかかってしまっている場合が希にあります。

しかし無症状の胡蝶蘭を急に暖かい場所へ移動した時、急な環境変化に反応して「花がしおれる」「葉が黄色くなって落ちる」といった凍傷の症状が出る場合があります。

寒いからといって必ず症状が出るとは限りません。

玄関や窓辺などの季節の移り変わりで気温の変化がある場所へ胡蝶蘭を置いた場合は、置きっぱなしにはせず観察をしながら室温の変化に応じて置く場所を変えましょう。

 

胡蝶蘭が凍傷にならないための寒さ対策

胡蝶蘭が凍傷にならないためには、寒さ対策が必要です。置く場所に気をつけましょう。

お祝いなどでいただいた胡蝶蘭は豪華で華やかなため、受付や玄関先の人目が付く場所へ置く人が多いです。

空調が行き届く場所であれば良いのですが、朝夕気温が下がってしまう場所は注意が必要。

人が生活する上で快適な温度と共通しますので、リビングダイニングやキッチンなどに置けば間違いないでしょう。

胡蝶蘭を置く場所に関する詳しい紹介はこちらをご覧ください。 >> https://ran-station.com/blog/detail.php?id=257

 

胡蝶蘭が育つ温度は、5℃から35℃。適正温度は、18℃から25℃といわれています。

適応能力に優れた胡蝶蘭ですが熱帯に生息するため、寒さにとても弱いです。

目の行き届くところへ置いて観察しながら、ぜひ胡蝶蘭を楽しんで育ててください。

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