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【胡蝶蘭を復活させる方法】元気がない原因は?
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大切に育ててきた胡蝶蘭が、何だか元気がない。
胡蝶蘭を元気に復活させたいのだけれど、何が原因なのかわからない。
と、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決するために、胡蝶蘭の症状別で復活させるための対処法をご紹介します。
胡蝶蘭を復活させる方法【葉の症状】
胡蝶蘭の葉が
- 黄色くなっている
- 黒くなっている
というのは、よくある症状のひとつです。
ではどの様な原因が考えられるのでしょうか。
また胡蝶蘭を復活させるには、どうしたら良いのでしょうか。
胡蝶蘭の葉が黄色くなった
胡蝶蘭を育てる上で、「葉が黄色くなってきた」という症状はとても多いです。
「胡蝶蘭から出ている葉が、一枚黄色くなってしまった」という程度の症状は、ほとんどの場合あまり問題がありません。
胡蝶蘭はとても賢い植物。
胡蝶蘭自身が「不要」と判断した葉は、自然と黄色くなったりしおれたりします。
無理に切り落としたりせず、自然と葉が落ちるまで待てば大丈夫です。
問題は、ウイルスや細菌感染などによる病気の場合。
知っておくべき胡蝶蘭の病気の特徴と原因 >> https://ran-station.com/blog/detail.php?id=172
胡蝶蘭の葉が黄色くなる病気のなかで有名なものは、「軟腐病(なんぷびょう)」というものがあります。
葉が黄色くなるだけではなく、水に濡れたような斑点ができます。
葉が柔らかくブヨブヨした感じになり、手で触ると水滴が出てきます。
軟腐病(なんぷびょう)の特徴は大変強いニオイがあり、近くにある他の胡蝶蘭にも感染するところです。
治すのはとても難しい病気で、高温多湿な環境だと一気に広まります。
症状が酷い場合は他の胡蝶蘭への感染を防ぐために、処分しなくてはいけません。
予防や対処法の詳しくは、こちらをご覧ください。
https://ran-station.com/blog/detail.php?id=172
胡蝶蘭の葉が黒くなった
胡蝶蘭の葉が痛んで、縁が少し黒くなっている程度はあまり心配はありません。
心配しなくてはいけない葉の症状は
- 葉に黒い斑点が出来ている
- モザイクのような模様になっている
というような、見るからに病気では?と疑われる症状です。
褐斑細菌病(かっぱんさいきんびょう)や炭そ病(たんそびょう)など、ウイルスや細菌・カビによる病気です。
治りにくい病気もありますが、胡蝶蘭を復活出来る可能性もありますのでできるだけ早めに対処しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://ran-station.com/blog/detail.php?id=172
胡蝶蘭の葉がしわしわになった
胡蝶蘭の葉が見るからにシワシワで元気がない場合は、一番に水不足が考えられます。
- 胡蝶蘭に水をあまりあたえていない
- 水苔がカラカラに乾いている
といった場合は、水をしっかりとあげてください。
水をあたえているのに葉の表面にツヤがない場合は、根腐れをおこしている場合もあります。
シワシワになった葉や黄色く変色した葉は、無理に切り落としたりしない様にしましょう。
根腐れには植え替えが良いとされていますが、素焼きの鉢などに植え替え根の様子が見られない状態にしてしまうのはあまり良くありません。
急激に環境を変えてしまうと環境の変化に胡蝶蘭がついてくることが出来ず、枯れてしまう原因になるためです。
胡蝶蘭は暑い時期に根が成長し自然と復活する事が多いので、あまり環境を変えずに見守りましょう。
胡蝶蘭を復活させる方法【根の症状】
胡蝶蘭の不調は、根の症状にも原因がります。
どの様な症状があるのでしょうか。
また胡蝶蘭を復活させるには、どうしたらよいのでしょうか。
胡蝶蘭の根が黒くなった
胡蝶蘭の根が黒く変色している。元気がなくなる原因に一番良くある症状で、胡蝶蘭を枯らしてしまう一番の原因です。
胡蝶蘭の根が黒く変色する原因の多くは
- 水や肥料のあげすぎによる根腐れ
- カビによる感染症
根が黒くなっているからといって、胡蝶蘭の株が死んでいるわけではありませんので対処次第で復活します。
健康な緑色の根だけ残し、黒く変色している根は切りましょう。
胡蝶蘭の根を切る場合は、切り口から菌が入らないようにハサミを火であぶるなど消毒してから行ってください。
胡蝶蘭の根がブヨブヨになった
胡蝶蘭の根が黄色くなったりブヨブヨしているのは、根腐れしている可能性があります。
無理に取り除く必要はありませんが、つまんで簡単に取れるようでしたら取り除いてください。
胡蝶蘭の元気が無くなる原因は?
胡蝶蘭を復活させるにはどうすれば良いか、葉や根の状態別にご紹介しました。
元気がなくなったからといって胡蝶蘭が必ず枯れてしまうわけではなく、対処次第で復活する可能性はあります。
植え替えなどむやみに環境は変えず、根や葉の状態をよく観察して復活を待ちましょう。
病気の疑いがある場合は、早い対処が必要です。 >> https://ran-station.com/blog/detail.php?id=172
水栽培で育てている場合は、水替えの回数が多すぎるのもよくありません。
水が腐りやすい夏場などの暑い時期は、水に漂白剤や洗剤などを1〜2滴混ぜるのも効果的です。
また胡蝶蘭は、適切ではない温度・水不足・直射日光などで元気がなくなります。
- 温度は5〜35℃(理想は18〜25℃)
- 水は1週間に1度たっぷりとあたえる
- 直射日光は避ける(手をかざして陰が薄く見える程度の光)
- 冷暖房の直風は避ける
など、人が生活する上で心地良い環境で育てると胡蝶蘭も元気に育ちます。
胡蝶蘭はとても賢い植物。
周りの環境に合わせてくれますので、あまり神経質にならず胡蝶蘭を育ててみてください。
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