これだけで十分!胡蝶蘭に使う肥料の与え方や時期を解説

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肥料とは植物の成長をサポートする栄養剤です。胡蝶蘭を育てる上で、肥料は何をいつ与えればようのでしょうか。そもそも胡蝶蘭には肥料は必要なのでしょうか。水のやり方は聞いたことがあっても、肥料の与え方は聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、胡蝶蘭の肥料の与え方と注意点について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


胡蝶蘭に肥料は必要なのか


適切な時期に、ほどよい量の肥料を与えることは、胡蝶蘭の株を成長させます。成長期に肥料を与えることで、葉を十分に大きく成長させ充実した株に育ちます。
そこでどんどん成長させたいと思い、常にたくさんの肥料を与えてしまってはいけません。与える時期を間違えると、根を腐らせてしまう原因となるからです。

このことからも分かる通り、胡蝶蘭の肥料というのは、弱っている株を元気にするためのものではありません。元気な株の成長を助けるために与えるものなのです。
弱っている胡蝶蘭に肥料を与えてしまうと、余計に弱らせてしまう可能性もありますので、気をつけましょう。

また、購入したばかりの胡蝶蘭は、農園で元気に育てられていますので、1~2年間は肥料を与える必要はありません。水に含まれる栄養で十分育ちます。


胡蝶蘭に肥料を与える時期


だいたい春から秋にかけて、胡蝶蘭の株を見て肥料を与えるかどうかを判断します。
新しい根がしっかり伸びている状態であれば肥料を与えて大丈夫です。これは寒い冬をどういう環境で乗り越えてきたかによって、胡蝶蘭の生育状況が変わってきます。たとえ5月になっても新しい根がまだでしたら、成長するまで肥料を与えるのは待ちましょう。

冬の寒い時期は、胡蝶蘭の株が弱っている季節なので、肥料は与えないようにしましょう。
また、夏の気温が35℃を超えるような時には、肥料は与えないようにします。開花中(花が咲いている時)も肥料を与える必要はありません。


胡蝶蘭の肥料の種類


胡蝶蘭の肥料を選ぶ際は、洋ラン用の肥料を使用してください。
各社洋ラン用の肥料が販売されています。


胡蝶蘭の肥料の与え方


液体肥料は原液か粉末肥料を水に溶かして使うのが一般的です。原液でも粉末状のものでも規定倍率の水に溶かします。
しかし、肥料の与え過ぎは根腐れなどの原因を引き起こしてしまうので、その倍の量の水に薄めたものを与える方が安全です。水を倍量入れて、薄めたものを与えてください。

固形型の置き肥には、緩効性のものを与えます。緩効性とは与えた時からゆっくり効果が出てくるものです。間違えて、速効性のものを与えてしまうと障害を起こす可能性があるので気をつけましょう。
また固形の肥料の場合は注意も必要です。梅雨の時期など、鉢の中が乾燥しにくい状態が続く場合は、水やり回数が減ってしまいます。そうすると固形のまま肥料が鉢の上に残ってしまいますので、濃い状態の肥料が根を傷つけてしまう可能性があります。

このようにして肥料を与えることが水やりの代わりになりますので、肥料を与える場合には水やりは必要なくなります。肥料も水やり同様、鉢内が乾燥し植え込み資材が乾燥したら与えてください。だいたい1週間に1回程度です。(水やりタイミングを確認する方法なども紹介していますので参考にしてみてください。)

いかがでしたでしょうか。
今回は、胡蝶蘭の肥料の与え方について紹介しました。肥料で大事なのは、与える時期を間違えないことと、そして与える時期でも通常より薄めにしてあげることです。
そして、肥料は気温が暖かくなってきてから与えることで、株の成長を促し栄養分を補うことができるものです。弱っている株を復活させるためのものではなく、成長の手助けをしてあげるものです。
胡蝶蘭も人と同じです。人も弱っている時には安静にそっと休むことが大切で、元気に成長している時には焼肉で栄養をつけます。弱っているから栄養を与えようと、病人に無理やり焼肉を食べさせるようなことはしませんよね。そんなことしたら、より体が消耗してしまいます。
このような認識でいれば、肥料が必要な株かどうかも判断ができるかもしれません。

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