【決定版】12月の胡蝶蘭の育て方を解説

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12月になると、夜間の冷え込みが厳しくなります。胡蝶蘭は温度変化によって生長の様子を変える植物です。
一日の平均温度が21℃(最低温度18℃)だったものが徐々に下がっていき、一日の平均温度が10℃以下になると株は完全に活動を停止します。12月ともなると更に気温も下がり、胡蝶蘭の置き場所の温度が非常に低くなる可能性もでてきます。5℃を下回ってしまうと、株自体が枯死してしまいますので、注意が必要です。

そこで今回は、12月の胡蝶蘭の育て方について紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。


12月の胡蝶蘭の状態


早い株では気温が下がる先月辺りから、花芽が顔を出し育っているのではないかと思います。もし温度が保てるようであれば、そのまま花芽は生長し続けるでしょう。しかし温室などがない場合は、花芽の伸長も停滞していきます。一日の平均温度が10℃程度になると、完全に株は花芽の生長も止め休止状態になります。

休止状態になった株も、冬越しをし春になれば、また花芽を伸ばし始めるので問題ありませんが、寒すぎる温度には気を配る必要があります。詳しくは、12月の管理方法で見ていきましょう。


12月の管理方法


 

|置き場所

先月に引き続き、できるだけ暖かい部屋の窓辺に置きましょう。昼間は日差しや暖房のおかげで暖かかったとしても、夜間は冷え込みます。夜間も窓辺に置いてしまうと外の冷気に晒されてしまう可能性があります。寝る前には部屋の中央にあるテーブルに移動させるなどして、寒さ対策を心掛けましょう。
また、暖かい方がいいからと、ヒーターやストーブなど暖房器具の熱風に直接当てるようなことは禁物です。それをしてしまうと、みるみる枯れてしまうので気をつけましょう。

|水やり

いつも以上にこの時期の水やりには注意が必要です。
休止状態に入った株は、ほとんど水を必要としません。植え込み資材が乾く原因は、株が水を吸っているのではなく空気の乾燥によるものや、室内の暖房によるものがほとんどです。そんな中、水をどんどん与えていたら根腐れを起こしてしまいます。丁度いいタイミングとしては「植え込み資材が乾いたのを確認してから2,3日後」と覚えておいて良いでしょう。
葉の付け根に溜まってしまったら、ティッシュなどで拭き取りましょう。低温の影響も出やすい時期ですので、水の与え過ぎには気をつけます。

|肥料

肥料は不要です。
胡蝶蘭に肥料の与える時期など詳しく知りたい方は、胡蝶蘭の肥料を解説で紹介していますので、そちらのページをご覧ください。

|病気予防

水を与え過ぎることで根腐れを起こしやすくなっています。また、低温が原因でカビによる炭そ病、細菌による軟腐病や褐斑細菌病が発生することがありますので注意が必要です。詳しくは、胡蝶蘭の病気を解説したページがありますので、そちらをご覧ください。

病気予防のために、水やりは1回の量を減らすのではなく、頻度を減らすことが株を病気にさせないためのポイントです。

いかがでしたでしょうか。
今回は、12月の胡蝶蘭の育て方を紹介しました。本格的な冬を乗り越えるために必要なのは2つです。1つ目は最低温度に注意することです。5℃以下では胡蝶蘭の株自体が凍傷になり枯死してしまいますので、最低限の置き場所には注意する必要があります。2つ目は水やりの頻度です。休止状態の株は水をほとんど必要としないため、根の環境が本当に乾いたのを確認してから与えましょう。
冬を乗り越えての開花が待ち遠しいですね。

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