お金を出してでも胡蝶蘭の切り花を長持ちさせる方法

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胡蝶蘭と聞けば、鉢に入った姿を想像しますが、もちろん切り花として楽しむこともできます。切り花は場所を選ばず、家のどこにでも飾っておけるため便利でオシャレを楽しむことができます。しかし鉢と違って、花姿を楽しめる期間は短く、すぐに枯れてしまうのが残念です。
切り花を長持ちさせるためのコツなどはあるものの、お金を出してでも長く鮮度を保たたせる方法はないのでしょうか。

そこで今回は、切り花を長持ちさせる薬剤を紹介したいと思います。少しでも長く楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。


切り花としての胡蝶蘭の寿命


そもそも胡蝶蘭に限らず、切り花の寿命の目安は春秋なら7日~10日、夏なら5日~7日、冬なら10日~14日程度です。では、胡蝶蘭ではどうでしょう。胡蝶蘭は切り花でない状態では花持ちが良く、開花後1ヵ月~3カ月程度は花を咲かせています。そんな胡蝶蘭の切り花としての寿命は、他の花よりも長いです。
胡蝶蘭はもともと水と栄養の少ない環境で育っている植物です。そのため切り花にしても、2週間~3週間程度、花を楽しむことができます。

ただし、こんなことをいうと、切り花をそんなに長い間楽しんだことがない、という方もいらっしゃると思います。それは、切り花を長持ちさせるコツや技を知らないからです。
まずは、切り花の胡蝶蘭を長持ちさせる方法を参考にしてみてください。そちらのページでは「水切り」や「湯上げ」をして切り花を長持ちさせる方法を紹介しています。すぐに実践できますので、ぜひ行ってみてください。


もっと楽しみたい方は「薬剤」を利用


切り花を生けてる水が腐敗したり、バクテリア等の繁殖が多くなることで、水や栄養を吸収できなくなってしまうことが、早く切り花をダメにしてしまう原因です。そのため、水切りや湯上げなどのテクニックを利用し、少しでも切り花を長く持たせてるような工夫ができます。
とはいえその作業が面倒であったり、更に長く楽しみたい方は、市販されている切り花用の薬剤を利用してみましょう。薬剤といっても虫がつかなくなる農薬のようなものではなく、切り花が入っている水に対して殺菌効果があるものや、花に対して栄養剤としての効果があるもので、切り花がより長持ちするようになものです。

|切り花延命剤・切り花鮮度保持剤

このような薬剤は、水中の雑菌の繁殖を抑える効果、栄養分の補給効果が期待できます。花を生けるための水に溶かして使用します。

成分の中は以下のようなものになっています。

  • 硝酸銀、酢酸銀などの抗菌剤・殺菌剤が含まれているものは、水が腐敗することや雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。
  • ブドウ糖、ショ糖、マンニトールなどの盗塁が含まれているものは、開花や花を鮮やかに保つためのエネルギーとなります。
  • 界面活性剤が含まれているものは、水の吸い上げをよくする効果があります。

もし切り花を生けている花器が、真鍮・銅などの素材でできている場合、切り花延命剤には、銀を成分に含んでいることが多いので、使用しないようにしましょう。花器を腐敗させてしまう恐れがあります。

 

|切り花長持ちシール

上記のような薬剤は水に溶かして利用するものでした。しかし最近では、同様の効果を持ったシールを水の中に入れるだけ、といった商品もあります。
このような商品は、シールをはがして、切り花を生けている水に入れるだけです。そうするとシールから薬剤が溶け出し、水中の雑菌を抑え、花に栄養を補給する効果があります。これであれば、水に適量分を計って入れるなどの手間がかからず、簡単に花を長持ちさせることができます。
可愛らしいシールだった場合、透明のフラワーベースに入れておけば花の色と相まって、いいアクセントになるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
今回は、切り花として胡蝶蘭を楽しむ場合に、できるだけ長く花持ちをさせるための方法を紹介しました。
毎日の水替えが面倒な場合や少しでも長く花を楽しみたい場合は、切り花延命剤などを利用するのが一番花が長持ちします。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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