どういう胡蝶蘭を贈るのかを決めたら、社長就任の日に合わせて胡蝶蘭を手配します。（社長就任祝いの胡蝶蘭の選び方や相場）

しかし、いざ贈ろうと思っても、贈答品のマナーや贈り方が分からず、どうしていいのか悩んでしまうことがあるかもしてません。あらかじめ胡蝶蘭を贈る際のマナーを学んでおくことで、相手に対して失礼にならないお祝いを届けることができます。

そこで今回は、就任祝いに胡蝶蘭を手配するためのマナーやノウハウをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

社長就任祝いの胡蝶蘭はいつ手配すればいいのか？

就任式が開催されるかどうかにより、胡蝶蘭を贈るタイミングは変わってきます。

｜就任式が開催される場合

就任式が行われる前に会場に届くように手配します。就任式当日の朝か前日になるでしょう。
会場に直接送ることになるので、事前に花の受取の可否と受取可能時間を会場に確認してから、胡蝶蘭を手配するようにしましょう。

｜就任式が開催されない場合

花を贈るのは就任の当日に届くように手配しましょう。都合がつかない場合は、就任日以降の仏滅を避けて1週間以内に贈るのが一般的です。
前任者の在職中に贈るのは失礼にあたるので、必ず就任日以降になるよう手配してください。
もし就任が事前発表されたり確実で、どうしても事前に贈りたい場合には、会社宛てではなくご自宅に贈ることで、前任者にも気を配ることもできます。

社長就任祝いで贈る贈答品としての胡蝶蘭

｜立札と書き方

立札を付けてお送りしましょう。

せっかくのお祝いの品なのに、立札がないと誰からのお祝いなのか分からなくなってしまいます。また、このようなビジネスシーンにおいては、受け取った相手に対してのアピールにもなります。

このように立札は重要な役割を果たしてくれます。（詳しく知りたい方は、立札の役割や種類で紹介しています。）

立札に記載する文言例としては、「祝 就任」「祝 御就任」「祝 社長御就任」「就任祝」「就任御祝」「御就任御祝」などがあります。

追記：日本胡蝶蘭の実績では、「祝 御就任」が60%以上の割合だということです。
参考出典：日本胡蝶蘭「就任・栄転・昇進のお祝いレポート」（左記をクリックすると該当する別ページが表示されます）

｜ラッピング

お祝いの贈答の品です。胡蝶蘭にはラッピングをして贈りましょう。
もし分かるようであれば相手の好きな色や、会社のイメージカラーに合わせたラッピングカラーにすると喜ばれることでしょう。

ラッピングのことを詳しく知りたい方は、贈答用の胡蝶蘭のラッピングについても紹介していますのでそちらを参考にしてみてください。

社長就任祝いに関するその他

今回の社長就任が前任者が亡くなったことによるものだった場合、相手は喪中である可能性があります。そのような場合は、お祝いの品は贈らない方がよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は、社長就任祝いで胡蝶蘭を手配する方法を紹介しました。社長就任はとても大事なお祝い事です。胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っており、社長就任祝いにはとても喜ばれる花です。マナーや相手への気遣いなどを踏まえて、大切な方のお祝いに胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。