どういう胡蝶蘭を贈るのかを決めたら、開院に合わせて胡蝶蘭を手配します。（開院祝いの胡蝶蘭の選び方や相場）

しかし、いざ贈ろうと思っても、贈答品のマナーや贈り方が分からず、どうしていいのか悩んでしまうことがあるかもしてません。あらかじめ胡蝶蘭を贈る際のマナーを学んでおくことで、相手に対して失礼にならないお祝いを届けることができます。

そこで今回は、開院祝いに胡蝶蘭を手配するためのマナーやノウハウをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

開院祝いの胡蝶蘭はいつ手配すればいいのか？

病院や治療院を新しくオープンさせる場合、知り合いや地域の方を招いた内覧会を行う場合があります。開院祝いは、内覧会を行う場合と行わない場合で贈るタイミングが異なります。

｜内覧会を行う場合

内覧会当日の午前中に届くように手配しましょう。
また、開院祝いで胡蝶蘭を贈る旨をあらかじめ連絡を入れておいた方がよいでしょう。置き場所の準備や受取がスムーズになります。

｜内覧会を行わない場合

花を贈るのは開院の当日の午前中、もしくは前日に贈るのが一般的です。
開院当日はとても忙しいです。相手に迷惑にならないよう配慮して、お届けする日を決めてください。贈り先の方と相談して日程を調整するのもひとつの気遣いかもしれません。

開院祝いで贈る贈答品としての胡蝶蘭

｜立札と書き方

胡蝶蘭には立札を付けてお贈りしましょう。

せっかくのお祝いの品なのに、立札がないと誰からのお祝いなのか分からなくなってしまいます。また取引先に贈るような場合においては、受け取った相手に対してのアピールにもなります。
それに加え、胡蝶蘭は人が集まる場所に置かれるので贈り主の存在をアピールし、知名度を上げるチャンスにもなります。

このように立札は重要な役割を果たしてくれます。（詳しく知りたい方は、立札の役割や種類で紹介しています。）

立札に記載する文言例としては、「祝 開院：「祝 御開院」「開院祝」などがあります。

｜ラッピング

お祝いの贈答品です。胡蝶蘭にはラッピングをして贈りましょう。

ラッピングカラーの赤は「火事を連想させる」こともあり、赤一色を選ばれることは少ないです。
病院内に飾られることを考えて、落ち着いた色やイメージカラーに合わせたラッピングカラーにすると喜ばれることでしょう。

ラッピングのことを詳しく知りたい方は、贈答用の胡蝶蘭のラッピングについても紹介していますのでそちらを参考にしてみてください。

開院祝い関するその他

胡蝶蘭は花粉や香りがほとんどなく、開院祝いに喜ばれる贈り物のひとつです。しかし生花であるため衛生上の理由から持ち込みが制限されている場合があります。開院祝いで胡蝶蘭を贈る際は、必ず贈り先に確認をとってから手配するようにしてください。

いかがでしたでしょうか。
今回は、開院祝いで胡蝶蘭を手配する方法を紹介しました。新しく開院することは、大きなチャレンジです。開院のお祝いを間違いのないものにし、心を込めて贈るためにも必ず贈り方はチェックしておいてください。マナーや相手への気遣いなどを踏まえて、大切な方のお祝いに胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。