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出産祝いで胡蝶蘭をいただた際のお返し
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出産のお祝いで胡蝶蘭をいただいた方もいると思います。
大変な出産を乗り越えて、幸せを噛みしめながらも忙しい子育てが始まる、そんな時に、綺麗な花がそばに咲いていると心も安らぎ幸せも増す、そんな思いが込められて贈られた胡蝶蘭かもしれません。
また胡蝶蘭はお祝いの花として、とても縁起が良く、華やかな上に花言葉が「幸福が飛んでくる」といって、お祝い事やプレゼントに最適の花でもあります。そこで、出産のお祝いで胡蝶蘭をいただくことがあります。
お祝いの気持ちを込めて用意してくださった胡蝶蘭です。気をつけたいのはお返しの作法です。
今回は、出産祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しやマナーについて紹介したいと思います。参考にしてみてください。
出産のお祝いにお返しは必要?
胡蝶蘭をいただいた方へ、お返しをしましょう。
ただし、いただいたからお返しをするというよりも、内祝を贈るということになります。
「内祝」は、いただいた出産祝いへの「お返し」ではなく、本来は「幸せのおすそ分け」という意味を持っています。しかし現在では、お返しという意味合いが一般的になってきているので、出産祝いに胡蝶蘭をいただいた方には、必ずお返しをしましょう。
お返しの相場
お返しの相場は、贈られた品物の1/3~1/2程度が目安です。
何をお返しすればいいのか?
赤飯や紅白のお餅などを贈るしきたりなどがありますが、最近ではそのような風習は変わってきているようです。
お返しとしてよく贈られるものの一例です。
出産祝いのお返し | お菓子、お米、洗剤、石鹸セット、タオルセットなど |
お返しする最適な時期
お返しの品を贈るのは、出産後1週間~1ヵ月以内というケースがほとんどです。
あまり遅すぎるとマナー違反になってしまい、「お祝いを贈ったのも忘れたころに届いた」と、相手を不快にさせてしまうこともあるので注意しましょう。
のし・水引のマナーは?
お返しの品を贈る場合、熨斗(のし)を付けてお返しするのが一般的です。その場合「内のし」にしましょう。
出産祝いのお返しに使う水引きの種類は「蝶結び」を使用しましょう。
熨斗(のし)の書き方は、上部分に「内祝い」「出産内祝」と記入し、下部分に「(赤ちゃんの名前)」を記入します。読みずらい名前であれば、ふりがなをふると気遣いになります。
お礼は必要
感謝の気持ちを伝えるため、お返しの品と一緒にあいさつ状やメッセージカードも添えて渡します。
出産祝いをいただいたお礼、これから支援をお願いする言葉、相手の発展を願う言葉の他にも、赤ちゃんの名前と読み方、名前の由来、性別などを書きましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、出産祝いに胡蝶蘭をいただいた際のお返しを紹介しました。
出産祝いのお返しは、出産直後で大変な時期に行わなければいけません。妊娠中の早めに準備を始めるなどの工夫をしておけば、スムーズに行うことができます。
出産おめでとうの気持ち、出産ご苦労様の気持ちがたくさん詰まった胡蝶蘭です。いただいた方に失礼のないお返しを心掛けましょう。
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