【最適な置き場所】胡蝶蘭をもらったらどこに置けばいいのか

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胡蝶蘭をもらったらまず考えるのが置き場所でしょう。
ここでは、ビジネス上のお付き合いなどでいただき、お披露目として胡蝶蘭を飾って見せるための置き場所と、長持ちさせるため胡蝶蘭を保管するのに最適な置き場所をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


ビジネスシーンでの胡蝶蘭の置き場所とは?(飾るために置く場所とそこに花を飾る効果)


ビジネスシーンでは、胡蝶蘭が届いてからしばらくの間、花を目立つ場所に飾ります。お披露目の意味合いが強いですが、これには様々な効果も見込めます。

|胡蝶蘭を飾る効果
  1.  胡蝶蘭を置くことで、華やかな雰囲気になります。開店祝い、開業祝いで胡蝶蘭をいただいた場合には、設備が整っていないスタート段階でも、お祝いの花を飾ることで華やかな雰囲気になります。
  2. 目立つ場所に胡蝶蘭を飾ることで、宣伝効果があります。会社やお店の入口など目立つ場所に飾られた花は人の目を惹きます。開店、開業のお知らせ効果になり、入口まで誘導する役目を担ってくれます。
  3. 付き合いの広さをアピールできます。お祝いで届いた花を並べるだけで、社会的な付き合いの広さもアピールできます。

この様にビジネスシーンでは、お祝いでいただいた胡蝶蘭を入口など目立つ場所に飾ることで、お披露目の役割以外にも多くのメリットを得ることができます。
しかし目立つ場所だからと、どこでも置いていいわけではありません。一日も持たずに枯れてしまうことがあります。

|いただいた胡蝶蘭を目立つ場所に飾る場所の注意点

飾る際に守らなければいけないことが2つあります。

  1. (気温)特に気をつけたいのが、気温です。胡蝶蘭は元々熱帯雨林に生息する花なので、寒さに弱いです。寒い時期は迷わず屋内に置いてください。
  2. (日光)次に気を付けたいのが、日光です。胡蝶蘭は直射日光に弱いです。レースカーテン越し程度の柔らかい日の光が理想です。窓際に置く場合は少し注意してみてください。

この2つを守った場所に飾っておけば、しばらくの間元気な花を咲かせ続けてくれるでしょう。

しかしいつまでもそこに置いておくわけにはいけません。入口を占拠し続けるわけですし、花が傷んできたら逆効果です。しおれた花を置いたままにしてしまうと、みすぼらしい印象になってしまいます。

最短3日~1週間程度、入口などの目立つ場所に飾ればあとは自由にしてもいいでしょう。また、贈り主が訪問する日が分かっていたら、その日まで飾るようにした方がいいかもしれません。


胡蝶蘭にとっての最適な置き場所とは?


入口など目立つ場所に飾り終えたら、胡蝶蘭の保管に適した場所に移動してあげましょう。

胡蝶蘭を置いておくのに最適な場所は下記の様な環境です。

  1. (気温)胡蝶蘭は寒さに弱いです。5℃を下回る環境に置いてしまうと、花は凍傷になり枯れてしまいます。置く場所の温度には注意が必要です。花を長く楽しめる理想的な温度は、18℃~25℃です。
  2. (日光)胡蝶蘭に直射日光に弱いです。レースカーテン越しの柔らかい日の光が理想です。光が強すぎるのも花がしおれる原因になりますし、直射日光では葉が焼けて枯れてしまいます。
  3. (湿度)日本の気候であれば、ほとんど気を遣う必要はありません。理想は湿度40%以上です。しかし加湿器などで湿度を調整しようと、胡蝶蘭の近くに置いておくのは避けてください。ミストが直接当たると花びらにシミのようなものができる原因になってしまいます。
  4. (風)胡蝶蘭は風通しの良い場所を好みます。普段から換気をするような場所や、人が良く通る場所は空気がよく動くのでとてもいい場所です。ただし、エアコンや暖房の風が直接当たるような環境に置いてしまうとすぐに枯れてしまうので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。
今回は、胡蝶蘭の置き場所について紹介してきました。胡蝶蘭の置き場所は、飾ってお披露目する時と、飾り終えて花を楽しむ時で変わってきます。置く環境を間違えると元気な花もすぐに枯れてしまうので注意が必要です。
理想の温度や日光などを見ると、人が快適に過ごせる環境が、胡蝶蘭にとっても最適な置き場所なのかもしれません。せっかくいただいた胡蝶蘭です、花を長く楽しむためにも最適な置き場所を考えてみてください。

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