【6月によくある失敗まとめ】胡蝶蘭を育ててみての失敗は?

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胡蝶蘭を育てていて、失敗してしまうこともあると思います。6月は梅雨の季節になり、多湿の状態が続くため、5月と同じ感覚で胡蝶蘭を育てていると失敗してしまうことが多い季節です。
そこで今回は、胡蝶蘭を育てる上で6月によくある失敗を紹介します。参考にしてみてください。


温室がない場合の失敗


|水のやり過ぎ

胡蝶蘭を育てていて一番失敗の多い原因は、水の与え過ぎです。特に冬の時期と梅雨の時期に水を与え過ぎないようにしなければいけません。

5月の下旬からは新しい根の成長が目立ち、植え込み資材の乾燥も早くなりますので、水やり回数も多くなってきます。しかし梅雨の時期が始まると、空気が湿った状態が続くため、植え込み資材も乾きにくくなります。
先月からついた水やりの癖がそのまま続き、植え込み資材が乾いてない状態の鉢に水を与えてしまうことがあります。これでは根腐れを起こしてしまうため、初めて胡蝶蘭を育て始めた人がやってしまいがちな失敗といえます。

胡蝶蘭の水やり方法や注意点を紹介していますので参考にしてみてください。


温室がある場合の失敗


 

|肥料の与え過ぎ

寒い冬越しの時期に暖かい温室で過ごした胡蝶蘭は、6月になると急に大きく成長しだします。このような姿を見て、どんどん肥料を与えたくなります。
また、胡蝶蘭以外の洋ランである、シンビジューム、カトレアなども同様の成長をし、それらの洋ランは6月に多肥栽培を行います。そのため胡蝶蘭もそうしたくなってしまいます。

もし胡蝶蘭に液肥だけでなく、置き肥も与えてしまうと、肥料過多になってしまい根腐れを起こしてしまいます。梅雨の時期は資材が乾きにくいため、その分液肥を施す回数が減ります。回数が減ると、置き肥は濃いまま残るため根を傷めてしまう可能性があります。
6月は希釈した液体肥料のみで育てるのが安全といえます。

詳しく知りたい方は、胡蝶蘭の肥料の与え方について紹介していますので、そちを参考にしてみてください。

いかがでしたでしょうか。
今回は、胡蝶蘭を育てる上で6月によくある失敗を紹介しました。今回紹介していませんが、植え替えを行うのも今月で最後です。植え替えに関しても、闇雲に行ってしまうと胡蝶蘭を傷つけたり、成長を止めてしまうだけなので、しっかりと株の状態を見て行うべきかどうか判断をする必要があります。

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