信頼できる胡蝶蘭の通販ショップの見極め方

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普段から買うことがない商品の場合、おおよその値段や品揃えなどを知る目的で、「まずはネットで調べてみる」という行動を起こす人が多いのではないでしょうか。
胡蝶蘭も、滅多に買うことがない人であれば、同様の行動になると考えられます。

その時、胡蝶蘭のオンラインショップが意外に多いと感じられるかもしれません。
そして、頻繁に買うものでもなく、ましてや、初めてであれば、どこのショップを選べばよいのか困惑してしまっても不思議ではありません。

そんな時のお役に立てるよう、今回は、信頼できる胡蝶蘭のインターネット通販ショップを見極める方法について考えてみます。
あくまで、個人的見解ではありますが、納得できる点があれば、見識に加えてください。


 5年以上の実績があるか


「信頼できるお店=商品の品質」という話題から展開することを想定されていたかもしれませんが、まずは、通販の基本業務である「受注~出荷」に視点を置いてみたいと思います。

なぜ胡蝶蘭そのものの品質を第一にあげないのか―
ショップ側もそれをアピールするのが常套です。目を引くように記述されていることが多くあります。
つまり、どのショップも胡蝶蘭単体としての基本的な品質には注力されていると思われます。

ただし、ここで言う「品質」とは、農園にある状態の胡蝶蘭の品質であることが多く、通販商品としてのそれとは必ずしも同じではないと考えるべきだと思います。

その胡蝶蘭を宅配で送るとすればどうすべきか。
世の中の需要の波を読んで、生育し、在庫を整え、受注し、梱包し、出荷する胡蝶蘭を、どれも同じ品質で多量にこなすことができるか。
それが「通販商品」としての品質だと考えるから、基本業務である「受注~出荷」に視点を置くところから始めます

┃胡蝶蘭の通販は経験が必要

例えば、ご自身が胡蝶蘭を送るということを、ほんの1、2分程度でも想像してみてください。

「胡蝶蘭を適当な大きさの段ボールに詰めて宅配便で出荷する」と、そんな簡単な商品ではないということが容易に想像できるでしょう。
輸送中の揺れで花びらが落ちてしまわないために、倒れて茎が折れてしまわないように、と考えなくてはならないことが幾つもあることに気づきます。

花全体の姿、サイズ、形が一律ではない胡蝶蘭を送るということは、最適な段ボールのサイズであったり、運搬中に花が痛まないための支柱や緩衝材は何が適しているのか、そのようなことは、数多くの経験がなければできないことだと言えます。

通販の場合、配送という手段は避けられません。
そうであれば、注文した胡蝶蘭を無事に届けてもらうめにはオンラインショップとしての経験と実績がなければ心もとなくなります。

そこで、どれほどの通販経験があるのか、オンラインショップの各コンテンツの記載から探してみましょう。

望ましいのは、できれば5年以上の経験があることです。

┃なぜ5年以上の実績が必要なのか

なぜなら、胡蝶蘭というのは、その最盛期は3月から4月の年度替わりの時期になります。
当然ながら、この時期は、年に1度。
つまり、1、2年の経験では、その最盛期を1、2度しか経験していないことになります。

「最盛期だけではなくて、他の時期の対応件数が多ければ構わないのではないか?」と思う人がいるかもしれません。
確かにその通りですが、実際は、胡蝶蘭市場そのもの、需要そのものが、3月から4月に偏っているのに、特定のショップだけ別の時期の注文を増やすなどということはあり得ません。

合わせて、繁忙期を経験したからこそ、業務の精度やスピードが確かなものになります。
つまり、この時期をクリアしてこそ、購入者にとって安心できる通販業務が確立できると言えます。

1回目は、あれこれの失敗があり、2回目にはそれを改善したてもまた新たな課題が生まれる、と、おそらくどのような業務でも、ほぼ問題なくこなしていけるようになるためには、何度となく失敗と改善が繰り返されます。

つまり、通販実績5年というのは、胡蝶蘭の最盛期を5回ぐらいは経験があれば、信頼できるのではないかという考えです。

もちろん、実績が5年あっても、注文件数が少なくては意味がないです。
ただ、そのようなショップは採算上やっていけないので、5年も持ちません。

従って、5年以上の経験年数に加えて、注文件数や出荷量も記載がされているオンラインショップであれば、信頼のレベルも高まるでしょう。


 胡蝶蘭の品質




┃受賞履歴がある

各種受賞履歴があるということは、ひとつの品質の証になるでしょう。
ただ、それだけですべて安心かというと、通販商品の胡蝶蘭としては足りない点もあろうかと思います。

なぜなら、受賞歴に該当した胡蝶蘭は、一点ものであり、時に芸術的観点が選ばれたものがあるからです。
受賞した胡蝶蘭そのものを購入するわけではないので、受賞歴があれば、大量に販売する商品としても安心かどうかと必ずしも一致しないと考えます。

ただし、受賞歴を否定するわけではありません。
胡蝶蘭の知識、育成などの見地からして、必要なものだと考えられるため、信頼できるショップとしてのピースのひとつだと考えましょう。

┃花の数やサイズが明記されている

胡蝶蘭の花の数やサイズについて、おおむねいずれのショップにおいても記載があります。

例えば、次のような表記です。

商品名 全体サイズ 輪数 花の大きさ 価格
ショップA 大輪胡蝶蘭3本立30輪 高さ:70~85cm
横幅:45~60cm
30輪
(つぼみ含む)

10cm~13cm

18,700円
(税込)
ショップB 大輪胡蝶蘭3本立30輪程度 ホワイト 高さ:約75cm
幅:約50cm
27輪~33輪 (記載なし) 12,000円
(税抜)


サイズが書いてあるということは、そのサイズに基づいた品質管理がされていると考えられます。
花の数、サイズが記載された胡蝶蘭のページから注文されたということは、届ける胡蝶蘭もそれに合った品質でなくてはならないからです。

コンプライアンス的にとらえるのなら、このサイズの胡蝶蘭を提供するという契約事項だと言えます。

通販は、実際の商品を手に取って「これください」というわけにはいかないので、上記のように記載されたことは、約束として守らなくてはならない販売形態です。

┃約束が守られてこそ信頼が生まれる

簡潔に言えば、表記通りの商品を届けることが「約束」になります。
この約束を守れる胡蝶蘭であることが「通販品質」ではないでしょうか。

そうなれば、上記のような商品についてのサイズや説明が記載されていないということは、約束事項がないということになります。
また、範囲が大きいというのは、約束が緩いと言えます。

このように考えるならば、胡蝶蘭についての花の数、サイズなどの「約束」が、そのショップの信頼性を測る物差しだと言ってもよいかもしれません。

そして、前述した実績があるのなら、その約束が守られた「通販品質」の証ではないかと考えます。


 胡蝶蘭の以外の品質


品質というと、胡蝶蘭そのももを思い浮かべることが多いと思います。

ただ、それを贈答として送ろうとしているのであれば、立札やラッピングも含めて「商品」であると考えるべきではないでしょうか。
つまり、「通販品質」としては、胡蝶蘭に付属する立札・ラッピングも含めて「通販品質」であると言うことです。

その中にあっても立札の重要性は見逃せません。

何の用途で、何をお祝いして送るのか、誰の名義で贈るのか、このようなことが書かれているのが立札だからです。

奮発して立派な胡蝶蘭を届けることができたとしても、その胡蝶蘭に恥じないような立札やラッピングでなければ、せっかくの胡蝶蘭の価値が下がってしまうといっても過言ではありません。

通常のラッピングとは違い、胡蝶蘭を包むラッピングには、それに見合うセンスと包装経験が必要になります。
さらにそれよりも、経験がなければできないのは、立札です。
「祝 御就任  株式会社ABC 代表取締役 胡蝶蘭太郎」と札に記載するためには、文字のサイズ、配置、など、経験がないとできないことです。

残念ながら、この出来栄えには輪数やサイズのような明確な尺度がありません。
参考になるのは、これまで、どのような立札を作ってきたかということでしょう。
できれば、それを伺い知ることができる紹介ページなどがあれば現実味が増します。

また、「開店祝い」「祝 社長就任」あるいはシンプルに「御祝」とだけにすべきかなど、意外に困ってしまうのが、この頭書きです。
この点においても、経験則や実績から導かれたガイドがあれば、それも信頼の一端になると言えます。


 ショッピングガイド・よくある質問


ショッピングガイドやよくある質問、これは、そのオンラインショップの姿勢だと言えます。実際のお店で言えば、接客の考え方かもしれません。

例えば、直前に記述した「立札」における頭書の書き方、実際例を用いて、わかりやすく、参考になる書き方がされているかという姿勢は、お客様に対しての考え方だということです。

┃お客様の気持ちに直結する非販売ページ

セール情報や商品ページは、販売に関係するページのため「販売ページ」というカテゴリと称するならば、ショッピングガイドやよくある質問は、「非販売ページ」というカテゴリになるでしょう。
文字が意味するように、販売に直結しないページということです。

よくあることですが、販売ページには、時間と労力をかけても、この「非販売ページ」はその逆。
お客様にとっての購入の不安や疑問を解決するためのものであるはずなのに、そのようなことには配慮せず、ほとんど見直しもされていないように見受けられるオンラインショップが意外にたくさんあります。

販売に直結しないけれども、お客様の気持ちに直結する「非販売ページ」にも配慮しているというのが、オンラインショップとしての姿勢だと考えます。

もちろん、そこに書かれている内容にもよりますが、丁寧にたくさん書かれているとすれば―
「お客様に気持ちよく、迷いなく使ってもらいたい」
「不安なく注文してほしい」
という気持ちの表れだと思っても相違はないでしょう。

皮肉的な言い方になりますが、「よくある質問」と称していながら、「そんな質問、滅多にないのでは?」というオンラインショップを見ると、がっかりします。

一時が万事というわけにはいかないかもしれませんが、お客様のことを考えたページ作りがなされているのであれば、何かトラブルが生じた時でも、親身になった対応をしてくれる安心感が伺えます。
このように考えますと、非販売ページであるショッピングガイド・よくある質問にも配慮が行き届いているかどうかは、信頼できるショップであることの指針とし見逃せないように思います。


いかがでしたでしょうか。
まとめますと、信頼できるオンラインショップかどうかを見極める視点として-
(1)実績、(2)花の数・サイズ、(3)立札・ラッピング、(4)非販売ページをあげさせていただきました。

納得できるようであれば、こちらに記述したようなポイントで胡蝶蘭オンラインショップをチェックしてみてください。

 

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