受賞祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返し

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受賞祝いで胡蝶蘭をいただいた方もいると思います。
胡蝶蘭はお祝いの花として、とても縁起が良く、華やかな上に花言葉が「幸福が飛んでくる」といって、お祝い事やプレゼントに最適の花です。そこで、受賞祝いでも胡蝶蘭をいただくことがあります。

受賞とは、日頃の功労が認められた方が表彰されたり、国への功績があった方が叙勲されたりと、とても名誉なことです。祝賀パーティーが催される場合には、その会場に胡蝶蘭が届けられることもあります。
お祝いの気持ちを込めて用意してくださった胡蝶蘭です。気をつけたいのはお返しの作法です。

そこで今回は、受賞祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しやマナーについて紹介したいと思います。


受賞祝いでお返しは必要?


受賞祝いに胡蝶蘭をいただいた場合、原則としてお返しを贈らなくてもよいとされています。
ただし、お返しというニュアンスではなく、喜びのおすそ分けとして記念品を贈るのが一般的です。

電話や祝電だけの方には、あいさつ状やお礼状を送ります。


お返しの相場


お返しの相場は、贈られた品物の1/3~1/2程度が目安です。


何をお返しすればいいのか?


受賞祝いのお返しとしてよく贈られるものの一例です。

受賞祝いのお返し 陶磁器、扇子、風呂敷、フォトフレームなど
これらに「○○賞受賞記念」「受賞年月日」「名前」を入れて贈るのが一般的

ただしこれは決まり事ではありません。実用品の場合、名入れのものを使いにくいことが多いです。記念品として贈るものや相手のことを考えて決めれば問題ありません。
名入れでないものを贈る場合は、掛け紙の右上に少し小さめの文字で「○○受賞」などと入れておけば良いでしょう。


お返しをする最適な時期


受賞者自信で祝賀パーティーなどを催す場合は、当日の引き出物として記念品を渡してください。
周りの方が開いてくれる祝宴では、お返しは1週間以内に贈ります。

祝賀パーティーを開かない場合は、受賞後1カ月以内を目安に記念品を贈りましょう。


のし・水引のマナーは?


お返しの品を贈る場合、熨斗(のし)を付けてお返しするのが一般的です。
受賞祝いのお返しに使う水引きの種類は「蝶結び」を使用しましょう。
熨斗(のし)の書き方は、上部分に「内祝」と記入します。

いかがでしたでしょうか。
今回は、受賞祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しやマナーについて紹介しました。
身近な方が受賞されることは、めったにないことです。そんな中あなたが受賞されたことで、いてもたってもいられず、お祝いの気持ちを胡蝶蘭に込めて贈られたのかもしれません。いただいた方に失礼のないお返しを心掛けましょう。

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