移転祝い・リニューアル祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返し

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移転・リニューアルのお祝いで胡蝶蘭をいただくことも多いと思います。
お祝いの気持ちを込めて用意してくださった胡蝶蘭です。気をつけたいのはお返しの作法です。感謝の気持ちを伝えるためにも、お礼の気持ちを込めたお返しを用意しましょう。

そこで今回は、移転祝い・リニューアル祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しについて紹介したいと思います。


お返しの相場


移転・リニューアルのお祝いで胡蝶蘭をいただいた場合、お返しは特に必要とされていません。
しかし、今後ともより良い関係を続けていくために、いただいたお祝いにはお返しをした方が良いでしょう。お返しの品が遅くなりそうな場合は、先にお礼状だけでも贈りましょう。

お返しの相場は、いただいた物の金額の1/2程度が一般的です。


何をお返しすれば良いのか?


胡蝶蘭のお返しとしてよく贈られるものの一例を紹介します。
移転・リニューアル祝いのお返しには手軽で相手に気を使わせないものが人気です。

移転・リニューアル祝いのお返し

お菓子の詰め合わせ、実用的なオフィスグッズ、カタログギフトなど

お返しとしてあまり向ていないものもあります。

  • 同じものをお返しするのは失礼にあたります。花をいただいて、花をお返しするのは無作法です。必ず別のものでお返しすることにしましょう。
  • 靴、靴下、マットなどは踏みつけるという意味で失礼にあたります。相手を目下に見ているとされるため避けましょう。
  • ハンカチをお返しにするのも失礼にあたります。ハンカチは涙を拭いたりするイメージがあり、別れや手切れという意味があるので避けましょう。

この様なことを踏まえて、移転・リニューアルのお祝いでいただいた胡蝶蘭のお返しを選ぶといいでしょう。


お返しする最適な時期は?


お返しは、1週間後を目処にお返ししましょう。

また、お日柄を気にされる方もいらっしゃいます。
先勝(せんしょう、さきがち)、友引(ともびき)、先負(さきまけ、せんぶ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう、しゃっく)

この辺りのお日柄を考えてお礼を贈るのは、相手への気遣いにもつながります。
お祝い事に向かない日は避けた方がいいかもしれません。


のし・水引のマナーは?


お返しの品を贈る場合、熨斗(のし)を付けてお返しするのが一般的です。

移転・リニューアルのお祝いのお返しに使う水引きの種類は「蝶結び」を使用しましょう。

熨斗(のし)の書き方は、上部分に「御礼」または「内祝」と記入し、下部分に「会社名」または「会社名+代表者名」を記入します。


お礼状は必要


お礼状は必ず贈りましょう。お返しを贈らない場合でも、お礼状は贈ります。
お祝い返しの品物を贈る場合は、品物にお礼状を添えて贈ります。

お礼状のマナーです。

手紙の形式 ハガキではなく封書を使用する
便箋の形式 罫線のない白無地のものに縦書きで書く
封筒の形式 二重の和封筒を縦書で使用する
文章 印刷文でもいいが手書きを一言添える

以上のことを気にしながら、お礼状には、お祝いをいただいたお礼や、今後の抱負、今後のお付き合いをお願いする言葉などを書きましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は、移転祝い・リニューアル祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しについて紹介しました。移転やリニューアルは何かとバタバタし、忙しいかもしれません。しかし、心機一転したところにお祝いの胡蝶蘭を贈ってくださった方です。その方との関係を大切にするためにも、失礼のないお返しをしたいですね。

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