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【解説】会社のお祝いでいただいた胡蝶蘭のお返しは?
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会社に勤めていると、取引先とのお付き合いでお祝い事に胡蝶蘭をいただくことがあります。例えば、新店舗の開店であったり、事務所の移転であったり、人事での就任・昇進であったり、設立祝いであったりと様々な場面で胡蝶蘭が贈られます。
お祝いの気持ちを込めて用意してくださった胡蝶蘭です。気をつけたいのはお返しの作法です。感謝の気持ちを伝えるためにも、お礼の気持ちを込めたお返しを用意しましょう。
基本的には「いただきっぱなし」ではいけません
会社のお祝い事で胡蝶蘭をいただいたら、基本的にお返しをすると心得ておきましょう。
ただし、お披露目パーティーなどを開催する場合は別です。パーティーに参加した方にお返しは必要ありません。パーティーでのおもてなし自体がお返しとなります。
もしどうしてもお返しをしたいという場合は、帰りに引き出物という形でお渡ししましょう。
パーティーに不参加だった人からお祝いをいただいた場合はお返しをします。
※ここでは「お返し」と表現していますが、あくまでも分かりやすい言い方であるだけで、名目でお返しと明言することはありません。感謝の気持ちもなく「もらったから返す」といったように捉えられかねません。お返しする相手には使わないように気をつけましょう。
どういうものをお返しすればいいのか 相場など
何をいただいてもそうなのですが、同じものをお返しするのは失礼にあたります。花をいただいて、花をお返しするのは無作法です。必ず別のものでお返しすることにしましょう。
パーティーでおもてなしをした方に、引き出物という形でお返しをする場合は、1,000~3,000円程度のもので大丈夫です。
パーティーを開催せずに胡蝶蘭をいただいた場合や胡蝶蘭をいただいたがパーティーに不参加だった場合には、いただいた金額の1/3~1/2程度がお返しの相場といわれています。その辺りの金額を目安に商品を選びましょう。
必ずお礼状を添える
パーティーやお披露目会を開催し、参加していただける方には、実際に会っておもてなしができます。その際は、感謝の気持ちを伝えたり、今後のお付き合いをお願いすることができます。
しかし、実際に会ってお返しを渡せない場合は、お礼や感謝の気持ちはなかなか伝わりません。必ずお礼状を添えてお返しと一緒にお贈りしましょう。
お礼状には、お祝いをいただいたお礼や、今後の抱負、今後のお付き合いをお願いする言葉などを書きましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、お祝いでいただいた胡蝶蘭のお返しについて紹介しました。せっかく用意してくれたお祝いの胡蝶蘭です。お返しのマナーを把握し、失礼のないようお礼の気持ちを伝えましょう。
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