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開店祝い・開業祝い・開院祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返し
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開店・開業・開院のお祝いで胡蝶蘭をいただくことも多いと思います。
お祝いの気持ちを込めて用意してくださった胡蝶蘭です。気をつけたいのはお返しの作法です。感謝の気持ちを伝えるためにも、お礼の気持ちを込めたお返しを用意しましょう。
そこで今回は、開店・開業・開院祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しを紹介したいと思います。
お返しの相場
開店・開業・開院のお祝いで胡蝶蘭をいただいた場合、お礼や感謝の気持ちを込めてお返しを贈りましょう。
ただし、パーティーやお披露目会をした場合は、その時のおもてなし自体がお返しになります。お返しの品は必要ありません。もし、どうしてもお返しをしたいという場合は、帰りに引き出物という形でお渡ししましょう。
以下は、お返しの相場です。
パーティーに参加された方 | 引き出物という形で、1,000円~3,000円程度 |
パーティーに不参加の方 | いただいた花の金額の1/3~1/2程度 |
パーティーをしていないがお祝いの胡蝶蘭をいただいた方 | いただいた花の金額の1/3~1/2程度 |
何をお返しすれば良いのか?
以下は、お返しとしてよく贈られるものの一例です。
身内の場合 | お菓子や食べ物の詰め合わせ、タオルセットなど |
友人の場合 | 実用的な記念品など |
取引先の場合 | カタログギフト、商品券など |
お返しとしてあまり向ていないものもあります。
- 同じものをお返しするのは失礼にあたります。花をいただいて、花をお返しするのは無作法です。必ず別のものでお返しすることにしましょう。
- 靴、靴下、マットなどは踏みつけるという意味で失礼にあたります。相手を目下に見ているとされるため避けましょう。
- ハンカチをお返しにするのも失礼にあたります。ハンカチは涙を拭いたりするイメージがあり、別れや手切れという意味があるので避けましょう。
この様なことを踏まえて、開店・開業・開院のお祝いでいただいた胡蝶蘭のお返しを選ぶといいでしょう。
お返しする最適な時期は?
お返しは、お祝いをいただいた日からなるべく早く贈るのが一般的です。遅くとも一週間以内に贈ります。
また、お日柄を気にされる方もいらっしゃいます。
先勝(せんしょう、さきがち)、友引(ともびき)、先負(さきまけ、せんぶ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう、しゃっく)
この辺りのお日柄を考えて贈るのは、相手への気遣いにもなります。お祝い事に向かない日は避けた方がいいかもしれません。
のし・水引のマナーは?
お返しの品を贈る場合、熨斗(のし)を付けてお返しするのが一般的です。
開店・開業・開院のお祝いのお返しに使う水引きの種類は「紅白の蝶結び」を使用しましょう。蝶結びのものは、結び目を何度も結び直せるという意味合いから、何度も繰り返して欲しいお祝い事に用いられます。
熨斗(のし)の書き方は、上部分に「○○内祝い」または「御礼」と記入し、下部分に「社名や店名」を記入します。
お礼状は必要
お礼状は必ず贈りましょう。どうしてもお返しを贈れない場合でも、お礼状は贈ります。
お祝い返しの品物を贈る場合は、品物にお礼状を添えて贈ります。パーティーなどを開催し、参加してくださった方には、後日お礼状のみ贈るのが一般的です。
以下は、お礼状のマナーです。
手紙の形式 | ハガキではなく封書を使用する |
便箋の形式 | 罫線のない白無地のものに縦書きで書く |
封筒の形式 | 二重の和封筒を縦書で使用する |
文章 | 印刷文でもいいが手書きを一言添える |
以上のことを気にしながら、お礼状には、お祝いをいただいたお礼や、今後の抱負、今後のお付き合いをお願いする言葉などを書きましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、開店・開業・開院祝いで胡蝶蘭をいただいた際のお返しを紹介しました。自分の門出に胡蝶蘭をプレゼントしてくださった方へ、失礼のないお返しがしたいものです。ぜひお返し方法はこちらを参考にしていただいて、胡蝶蘭をいただいた方に感謝の気持ち伝えていただければと思います。
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