一斉農場開放イベント「オープンファーム」で胡蝶蘭ハウスへ!

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オープンファームが開催された。

オープンファームとは、全国同じ日の同じ時間に農場を開放し、作業見学、直売、詰め放題、さまざまな体験を催す半年に一度のイベントのこと。

各地のマルシェで農家から生産物を買うことができるようになったが、その作物がどんな環境で、どう作られているのかを消費者が見る機会はほとんどない。

また、農家も作った物が消費者にとどく瞬間まで見る機会はあまり無く、実直にモノづくりに取り組んでいる。
そこで、消費者と生産者がつながるきっかけ作りを目的として、豊橋市の胡蝶蘭農家が提案、企画し定期的に開催している。

飲食店とコラボレーションのオリジナル料理を提供していたり、農場ごと特色豊かで、何件めぐってもお得な物やびっくりに出会い発見の連続だ。
遠方から泊まり込みで訪れる人までいて、年々参加者がふえ、熱気が増している。

胡蝶蘭農家のリーフさんでは、大規模なハウスの中を見ることができた。胡蝶蘭が列になってハウス一面に咲いている姿は普段みることができない貴重な光景だった。

また、生産のプロに直接相談できるコーナーもあり、育て方のコツや疑問を質問すると、丁寧に答えてくれるのも嬉しかった。生産者には当たり前でも、消費者にとっては初めてで驚くことが多いのもおもしろい。

生産者と消費者のギャップに お互い顔をつき合わせて笑っているのも微笑ましい。

大輪の胡蝶蘭だけでなく、自宅で楽しむ小ぶりな胡蝶蘭も最近は人気があるとのことで、直売コーナーは特に賑わっていた。会場には賞を受賞した胡蝶蘭も展示してあり見応えがあった。

ウォークラリーや、子供も楽しめるスーパーボールすくいがあるのも嬉しい。農園で育つ作物に触れられるオープンファームはお子さんの情操教育としても良い機会だ。
周辺地域で人気のキッチンカーも農園に来ており、昼食を選ぶ楽しみもある。

同じ作物をつくるにしても、それぞれの生産者の生産方法は驚くほど違い、日々進化を遂げている。農場の機材も進化しており、規模も様々で圧巻だ。

オープンファームで、生産者さんの技術、環境を体感し、人知れず細部にまでこだわって生産している背景を知ると、生産物が愛しくみえてきた。進化する中でも、ぶれず「消費者にさらに良い物を届けたい」という情熱、信念も垣間見ることができ共感させられる。

就農を考えていた若者が、共感した農園に働かせてほしいと直談判したケースもあるという。
このようなオープンファームの主催者は、就農する人も増え、消費者は生産者のファンになり生産の応援をし、生産者は消費者が本当に欲しい物を直接聞き、それを作り、提供することで、お互いが心地よく満足できる信頼関係を築いていくことを期待しているという。

おもしろそうだと思ったあなたは、気軽に足を運んでみよう。

オープンファーム ~農場開放デー~ https://openfarm.jp/
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https://lin.ee/7hQGs9f


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